国際結婚の手続きは大変?ポーランド人夫が日本で配偶者ビザを申請するまでの必要書類まとめ

国際結婚

女性
女性 
 

日本で結婚ビザってどうやって取るの?全然わからない(涙)

 

女性
女性

ん、結婚ビザ…?? もしかして、それ配偶者ビザのこと?

女性
女性

あ、それそれ!難しそうだし、プロに任せた方がいい?

 

 結婚なんて何度もするわけでは無いですし、ましてや国際結婚ともなると、わからないことばかりですよね。

 

 右も左もわからない中で、自分で情報を得なければならないですし、日本で配偶者ビザを取得するとなると外国人夫(もしくは妻)は調べるのが難しいです。 

 

   

 

 日本人側が必要書類を調べて、パートナーにも伝えなくてはなりません。筆者の経験も交えて、この記事を読めば、配偶者ビザを取得するまでに無駄な時間をかけることが無く、配偶者ビザを取得するまでの道筋がわかりますよ。

 

  

広告
ゼクシィ縁結びエージェント

配偶者ビザの手続きをする前に

 

 配偶者ビザを取得する前に婚姻届をすでに日本で提出していることで話を進めます。婚姻届を出していないのであれば、初めに婚姻届を提出してください。  

婚姻届を出してからがスタートです。 

  

 

配偶者ビザ申請のための必要書類

外国人のパートナーが準備するもの

・外国人パートナーの国からの結婚証明書 
  結婚証明書は申請してから2ヶ月ほど待ちます早く取り寄せないと、無駄に時間かかります。

ポーランド人夫の場合、日本在住だったので、ポーランド大使館で取り寄せしました。
結婚証明書をポーランド大使館から取り寄せる際に提出したもの(日本人妻が用意する
・戸籍謄本 ※法務局からのアポスティーユが必要です。


 

(アポスティーユとは?) 

アポスティーユは,どちらも日本の官公署,自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のことです。

「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。提出先国はハーグ条約締約国のみです。アポスティーユを取得すると日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして,提出先国で使用することができます。

外務省のWebサイトから引用

 

女性
女性

ん〜、アポスティーユ?難しい…。なんだか、よくわからない。

女性
女性

要するに、戸籍謄本は、本物の公文書ですよ。と証明してくれるものだよ。

・在留資格認定証明書交付申請書 1通
  ( 出入国在留管理庁のWebサイトからダウンロードできました。)

・申請者の証明写真(指定サイズあり) 1枚

・日本での滞在費用を証明する資料
※(日本に1年以上、既に住んでいる外国人夫の場合)

直近1年分の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書(1年間の総所得及び納税状況が記載されたもの) 各1通

※これから日本に住む外国人の場合は、納税証明書などが発行できないので、貯金がわかる証明書等を準備します。

   

日本人妻が用意するもの

・配偶者(日本人)の方の戸籍謄本(全部事項証明書) 1通

・住民票 1通

・身元保証書 1通
 (出入国在留管理庁のWebサイトからダウンロードできました。)

2人で決めて用意するもの

・2人の写真やメッセージのやり取り 2、3葉  

 

手続きにかかる費用は? 

自分たちで手続きをするなら、約2〜2.5万円

◎結婚証明書 14,000円
 ( 内訳 )
・結婚証明書の日本語訳 ※ポーランド大使館でお願いした場合 1ページ約7,000円
  ・結婚証明書発行 7,000円 

◎戸籍謄本 

◎アポスティーユ 

◎住民票発行

小計 手続き諸費用 約1,000円〜2,000円

◎配偶者ビザ申請、許可後の取得の際に入国管理局にて 4,000円(収入印紙)
 ※4,000円の収入印紙は、郵便局で購入しました。 

 配偶者ビザの申請の際の費用はかかりませんが、申請許可がおりた後で必要になります。  

 

プロに任せたら約10万〜15万円かかる

 日中に手続きする時間や書類を取り寄せる時間も無い、急ぎでという状況であれば行政書士さんにお任せするはありだとは思います。10万〜15万円くらいの費用がかかります。  

 

女性
女性

えー、結構かかるんだね。

 ある程度時間に余裕があり、なんでも調べてできるのであればプロに任せなくてもいいと思います。自分で調べることで、ビザのことも詳しくなりますよ。

 


配偶者ビザの在留期間は?

5年、3年、1年又は6月

 ポーランド人夫は、就労ビザから変更ではありますが、最初から3年なんて難しいので、おそらく1年でしょう。1年後は、また更新しなければいけません。  

 

配偶者ビザの申請後の審査期間は? 

 筆者が入国管理局に聞いたところ、長くて2ヶ月と言われました。実際に確認する場合は法務省に問い合わせしてみてくださいね。 

 

手続きをしてわかったこと 

ビザの更新のタイミングの4ヶ月前から始めたほうがいい

 ポーランド人夫は、就労ビザを持っており、更新のタイミングで配偶者ビザに変更しようとしました。法務省のウェブサイトで配偶者ビザの必要書類をザッと読んで、1ヶ月ほどあれば全ての書類が揃うだろうと思っていました。  

 

しかし、実際にやってみると、ポーランド人夫の「結婚証明書」をポーランド大使館で申請してから、書類の到着まで3ヶ月くらいかかりました。 

 

そして、書類を全てそろえ、入国管理局で配偶者ビザの申請してから1ヶ月ほどで許可申請が下りると思っていましたが、実際には2ヶ月ほどかかると知って驚きました。 

 

配偶者ビザ申請期間中に、ビザの期限が切れる場合はどうする?

 日本に住んでいる外国人パートナーのビザが、申請期間中に期限切れるとなる場合、入国管理局の申請の際に伝えれば、ビザ発給までの猶予期間として、日本に住むことができます。  

 

  

配偶者ビザの書類を記入してみて思ったこと…

申請者は、ポーランド人夫側なので、「在留資格認定証明書交付申請書」を書いてもらいました。 

 

名前、国籍、職務経歴、年収、納税状況、犯罪履歴の有無、結婚の回数、馴れ初め、など細かく書かなければなりませんでした。 

 

なんとなくですが、結婚の相手を疑われているような気持ちになりましたね。 

 

日本も国際結婚、配偶者ビザ取得といっても、結婚詐欺とかに遭わないように、国際結婚相手がビザ目的じゃないかどうか、厳しく審査しているようです。

 

配偶者ビザの情報はどこで得るか?

配偶者ビザについての情報は出入国在留管理庁に載っています。それを読んで、必要書類を集めました。 

 

まとめ

 調べていくうちに、わからないことも出てきますし、時間もかかります。でも、調べてやってみるとビザのことも詳しくなります。こうしてブログに書いて、これから配偶者ビザを申請しようとする国際カップルさんのお役にも立てたら嬉しいです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました