日本でポーランド人と国際結婚。苦労や失敗したことは? 

国際結婚

 

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国際結婚って苦労する?

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周りに国際結婚してる人少ないなぁ。

  昔に比べたら増えてきて入るかもしれませんが、日本で国際結婚は、珍しく感じるかもしれません。 

 

 今、お付き合いしている外国人パートナーと結婚を考えている。もしくは将来結婚できたらいいなぁ。と思っていますか? 

 

 筆者も、昔、周囲に国際結婚している友人がいなかったので、ネットを頼りにたくさん調べました。

 

 そして、何よりポーランド人男性と結婚しているブログは本当に少ない…。国際結婚している人も多くはいないのに、ましてやポーランド人男性とはもっと少ない。 

 

 ここでは、ポーランド人と国際結婚して苦労したことや大変だったこと、そして一般的な国際結婚の苦労を知ることができます。 

 

 そして何が苦労するのかを知ることで、国際結婚への将来の漠然とした不安がなくなりますよ。 

 

 

 

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国際結婚は苦労する?

 

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国際結婚ってどう? 大変? 

 必ずといっていいほど聞かれますが、結論からいうと「苦労はしているけど、楽しいです。」 

 

 なぜかというと、苦労とはいっても色々と調べて行政に手続きしたり、外国人パートナーとの言葉の壁で100%伝わらない時があったり…。

 

 相手が日本人だったら、そうならないだろうなぁ。ということがあります。 

 

 でも、なぜ苦労していても楽しいか?といったら「言葉を勉強できる。」「ビザやパスポートに詳しくなる。」 

 など、いろんな場面で面倒と思うことも「勉強できる。」と思っているからです。 

 

 もし、そうでなく、「調べるの面倒くさい。」「なんで私がやらなきゃいけないの?1人でやって。」というように思っていたら国際結婚はしなかったですね。  

 

言葉の壁で苦労する。

共通言語が必要

外国人のパートナーと結婚すると、言葉の悩みは常にあります。お互いの共通言語で英語を使う、日本語を使う、第3言語を使う、常に違う言語が飛び交います。 

 

 筆者の場合、日本語と英語を使います。常に日本語の時もあれば、英語を使う時も。 

 

 これは国際カップルに多いと思いますが、片方が日本語で話しかけ、相手が英語で返答する。 

 

 違う言語で会話したり、共通言語が混ざっている時もあります。 

 

 国際カップルの中では成立するのですが、他の人からしたら奇妙な感じになります。(笑) 

 

 カップルはお互いが使いやすい、理解しやすい言語を使うのですが、最終的にはどの共通言語もきちんと習得しておくとストレスが少なくなります。 

 

 言語習得は1日で完璧にできるものではなく、継続して勉強していく必要があります。

 

 それなので、言葉の壁は国際結婚の楽しさでもあり、苦労する時でもあります。

 

    

 

ポーランド語・第3言語の習得が大変

 筆者の夫はポーランド人なので、ポーランド語を第3言語として習得を目指しています。 

 

 しかし、第3言語は日本で習得するのに苦労します。 

 

 

 特にポーランド語の場合、中国語・スペイン語・フランス語…人気のあるものや、それらの言語の話者が多いものに比べると、学ぶ機会が少ないです。 

 

 言語習得は、自分自身で勉強する環境を作らないと伸びないので、学びたい言語を学べる環境がなかなかないと習得が難しくなります。 

 

 そしてポーランド語は、日本語から学ぶよりも、英語からの方が講師も多くなります。 

 

 それなので、第3言語は英語ができている方が勉強しやすくなります。 

 

お金で苦労する。

手続きでお金がかかる。

 ポーランド人夫と日本に住んでおりますが、毎年VISA更新があります。  

 

 取り寄せる資料にお金がかかり、また、ポーランドから取り寄せた書類を翻訳するのにお金がかかったりします。 

 

 

 大きな金額にはならないものの、VISA更新に毎年お金がかかります。 
(VISAの有効期限が3年や5年になれば話は別。) 

 

  

【 手続きの費用 】
 自分たちで手続きをするなら、調べることが多いので時間はかかりますが、費用は1万円前後。もし時間優先で急ぎたい、お金かかっても面倒な手続きがいや!という人は、プロに任せると10万円ほどかかったりします。

 

 

帰省にお金がかかる。

 外国人のパートナーの国への帰省費用がかかります。日本からそんなに離れていない国であれば、費用もそんなにかかりませんが 

 

 離れていればいるほど、お金がかかります。帰省費用に2人で飛行機代だけで30万円〜40万円かかることも。 

 

 毎年帰省するなら計画的にお金を貯金し用意しておくか、ガシガシ稼ぐか、など考えなければなりません。 

 

スーツはオーダメイド必須?!

 パートナーの国籍や住んでいる国にもよりますが、日本に住むポーランド人夫が洋服を選ぶときやスーツを選ぶ時の服選びに困る時があります。 

 

 

 日本でスーツを買おうとした時の話。 

 

 

 ポーランド人夫は足や手の長さが日本のサイズとは異なるようで、既製品のスーツやワイシャツだと、そでの長さが短かったり、すその長さが短く、合わない。  

  

 オーダーメイドで作らないと合うものがない。というのがあります。 

  

 

 また、洋服でも同じようなことが起こるので、手軽に安いものを買うというのができない時もあります。 

  

 それなので、意外と服にお金がかかったりもします。 

  

手続きに苦労する。

ビザ更新の手続き

 何かとオンラインでできるようになった時代ですが、外国人が日本で手続きをする時は一筋縄ではいきません。  

 

 書類はオンラインでダウンロード・作成はできますが、直接、入国管理局へ行く必要があります。 

 

 入国管理局のスタッフは基本、英語を話しません。 

 

 「日本に滞在するなら、日本語で理解しなさい。」という感じで、容赦ないです。 

 

 違法入国を防ぐ目的で、厳しくしているのかもしれませんが英語対応はほとんどありません。 

  まだ、日本語がうまく話せない、理解できない時は手伝う必要があります。 

 

市役所での手続き

 ビザ更新と似ていますが、こちらも市区町村の役所関係も英語対応がありません。  

 

 市役所の職員の人が外国人の手続きに慣れているなら、簡単な日本語で説明してくれます。 

 

 

しかし、基本的にはそうでなはいので、日本語がわからない外国人のパートナーなら一緒に手続きをしに行く必要があります。 

 

 そしてパートナーに職員が言っていることを翻訳して伝えなければなりません。 

 

 今となっては筆者もそんなに困りませんが、まだ英語が全然できなかった時は、悔しさがありましたね。(笑) 

 

銀行口座の手続き

 もし外国人のパートナーが日本に住み始めて、銀行口座を作りたいのであれば 

 

 ビザ更新してから、すぐに作った方がいいです。 

 

 ビザの有効期限が6ヶ月以上ないと、外国人は日本で銀行口座を作ることができません。 

 

 そして、ここでも英語対応は基本的にないので、一緒に手続きへ行くことにもなります。  

【ビザ更新した後に必ずすること。】
 ビザ更新したらその情報も銀行へ行って更新しなければなりません。

 

 

 

英語対応がない。

 日本にいるんだから、日本語で対応するのは当たり前。と言われてしまえばそれまでですが 

 

 日本でどこへ行っても、ほとんど英語対応はありません。銀行、市役所、入国管理局、税金事務所、電話会社、病院、美容院、、。 

 

 SNSで英語勉強の話題は、人気もあって、老若男女問わず英語を勉強している人は増えていると思います。 

 

 しかし、ポーランド人夫と過ごしてるこの4年間、英語対応ができたのは唯一病院でした。

 

 通っている病院のドクターは、海外で医者をしていたため、英語対応ばっちり。しかし、その1件だけであとは英語対応はありません。 

 

【外国人と結婚した後に日本で住む場合】
 ・外国人のパートナーが日本語を勉強して、慣れるようにする。
 ・日本人の妻(もしくは夫)が、英語で翻訳して手伝う。

 

 日本で住むには、お互いが協力し合わなければ生活は難しくなります。 

 

  

 そして、個人的には外国人夫が日本語に慣れるよりも、英語で翻訳できた方が早かったですね。  

 

 英語ができると、日本で生活するにしても仕事に活かせるようになったり、外国人夫との生活にも不自由なく暮らせるようになり

 

 英語ができて、一石二鳥ならぬ、一石三鳥くらいに良いことがありました。

 

 

外国人の名前に苦労する。

名前を呼んでくれない。

 日本で外国人の苗字でレストランで予約をとっても、ほぼ呼ばれません。  

 待っていると近づいて「こちらです。」と言われたり、手招きされて「2名さま〜。」と呼ばれます。もしくは視線を送られて、手招きされます。

 

 筆者にはわからない感覚なのですが、読みにくいから呼ばない? 

 

 それとも、恥ずかしいから呼ばない? 

 

 いまだによくわかりませんが、外国人の苗字で呼ばれることは少ないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別姓だと夫婦に思われない。

 日本で結婚すると、基本は夫婦別姓になります。外国人夫の苗字を名乗るなら、別の手続きが必要です。

 

 何かと、手続きをする際に外国人のパートナーの名前と自分の名前を書きますが、私たちは別姓にしているので 

 

 「えっと…、おふたりはご結婚されているんですよね?」 

 

とたまに確認されます。それ以外は特に困りませんが、気持ち的な問題で、少し寂しい時もあります。 

 

苗字は同じになれない(かも)

 結婚する前、最初はポーランド人夫の苗字に変更しようと思っていました。しかし、なんとポーランドは男性と女性で苗字が変化するのです。  

【ポーランドの苗字】
男性:〇〇○○スキー
女性:〇〇○○スカ
と最後の語尾が男女で変化します。
 

  これを日本で手続きするとなったらまぁーーーーー大変。 

 

 もしこれが、男女に変化が無く、夫の苗字の○○○スキになるなら家庭裁判所の審査を経て変更するのはまだ難易度が低いです。 

 

 しかし、日本で外国人の苗字、しかも語尾が違うようにするのは、相当な理由がないと許可が降りないと思っています。 

 

 それなので、もし、外国人のパートナーの苗字に変更を絶対したい、というのであれば日本で手続きではなく相手の母国で手続きしたほうがいいですね。 

 

 筆者は、別姓にしており、日本に住むならやはり日本の苗字がラクです。それでもやはり、少しのさみしさは否めません。 

 

偏見や差別に苦労する。

外国人=悪い人 と思われる。

 国際恋愛や国際結婚をすると、同じような友人ができたり、同じような知り合いができたりします。 

  

 しかし、中には「外国人=悪いヤツ」と思う人もいます。筆者の体験では主に60歳以降の人達が「外国人は悪いヤツ」「貧困」というイメージをもつ人が多いです。  

 

外国人なんて黒い血が流れてるんだ!!結婚なんて絶対うまくいかねぇよ!!

 と直々に言われたこともあります。(笑)

 

 ポジティブにとらえて、きっとこの方は私たちの心配をしてくれているんだ。と思っておきます。  

 

外国人ハンターに思われる。

 ポーランド人夫と結婚する前は、日本人としか付き合ったことしかありません。その時は何も言われませんでしたが 

 

 ポーランド人夫(当時彼氏)と付き合ったあと  

 

「どうやってゲットしたの?」

女性
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 「彼に一目惚れしてアタックしたの?」 

と、聞かれるようになりました。しまいには 

 

自分からプロポーズしたの?

 

 と聞かれることがあります。何を考えてそういうことを聞くの?とちょっと、感じることがあります。 

 

  

キャリアで苦労する。

 国際恋愛している時、そして国際結婚前、国際結婚後も将来を考えていると必ずぶち当たる問題。 

 

 どちらかの母国で仕事、もしくは第3の国で仕事となると今まで働いていたキャリアを捨てて移住するという選択も必要です。 

 

 そして、日本で外国人のパートナーと住む場合、特別なキャリアがないと、なかなかいい仕事が見つからない。ビザの問題で就労が難しい。 

 

など、色々と問題が出てきます。国際恋愛中で将来の話をするときに、ここをしっかり考えないとかなり苦労します。 

 

 なぜなら、国際結婚すると何かと費用がかかります。経済面でのゆとりは精神的なゆとりにもつながるので、夫婦関係にも影響していきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦労もチャンスに変えて楽しむ。

 国際結婚の苦労、いかがでしたでしょうか?意外とそんなもんか。と安心したでしょうか? 

 

 それとも、大変そうだなぁ。と思いましたか? 

  

 「うーん、面倒だなぁ。ちょっと…。」と躊躇するくらいであれば厳しいですが、国際結婚はしないほうがいいと個人的には思います。

  

人それぞれの環境がありますが、一つ言えることは「苦労をチャンスに変えて楽しむ精神」を持っているなら国際結婚は楽しくなると思います。   

 

 

 

 

 

 

  

 

 

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