国際結婚して良かったこと、大変だったこと

国際結婚

 

日本人同士と違って、国際結婚って大変なのかな?将来の不安が色々ある。

  外国人のパートナーと将来、結婚を考えているけど、生涯共にしていくパートナーとしてこのまま結婚しても良好な関係が続くのか?お金や仕事の問題、生活環境が変わるかもしれない、家族にすぐ会えない。など将来のことを考えてると不安になりますよね。

 

 

 私も結婚する前は、漠然とした不安がありました。そんな時ほど、国際結婚の離婚率や国際結婚の辛いことを調べちゃって、悶々としてしまいました。既に国際結婚をされている方達の意見を聞いて安心した記憶があります。

  

  未来は誰にも予想はできませんが、この記事を読めば、国際結婚して良かったこと、辛かったことがわかります。国際結婚したい人、今、外国人のパートナーと結婚を考えている人にとっては少し先読みできますよ。

 

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国際結婚のメリット

大切な人と一緒にいられる。

 日本人同士だって同じで、単純なことかもしれませんが、好きな人と一緒に住めて、楽しい時間を共有できる。これってすごく幸せなことですよね。 

  

 

 「結婚なんて所詮、紙に書いて市役所に提出したらでできるじゃん。」と言われたこともありますが、法律上の夫婦になります。「これから2人で協力していこうね!」というお互いの責任、意思確認でもあります。 

 

男女平等に家事を協力し合える。

  家事を協力し合えたこと。私の中で、「国際結婚をして良かった〜!!」と心の底から思ったことです。料理、洗濯、掃除、全てにおいて平等。私が料理を作っている間に、洗濯をしてくれたり、

 「何か手伝える?」と声をかけてくれたりします。 

 

 

 正直、日本人男性全員とは言いませんが、女性が家事やって当然のように言われるのは好きではありませんでした。専業主婦ならまだしも、2人ともフルタイムで働いているなら協力し合わなければ大変です。

料理上手でしょ?僕は料理全然作れないからよろしくね。掃除、洗濯もお願い。

  

 フルタイムで働きながら、家事を当たり前のように女性がする。ということが無くなり本当に良かった。  

 

文化の違いで新しい発見が常にある。

 お互い文化や習慣が違うので、新しい発見が常にあります。生活が長くなってもパートナーの国の話、料理、、知らないことが出てきます。その違う文化や習慣を混ぜて、生活していくので楽しいですね。 

 

 私の場合、クリスマスシーズンになると毎年、夫がポーランドの料理をどこからか買ってきます。それが楽しみだったり、ポーランドの有名なお菓子を紹介してくれたりします。


 

 


逆に、大晦日やお正月は日本の年越し蕎麦や雑煮など日本の習慣を教えたり、節分、お花見、外国人のパートナーにとっても楽しみが増えます。


 

 

英語やパートナーの国の母国語が上達する。

 英語、もしくは相手の母国語で会話する機会が増えるので、やはり語学は上達します。もし、お互い、日本語がメインだったとしても、パートナーに聞いたら教えてくれますね。 
 

 

 

 もし、子どもを授かったら、バイリンガル、マルチリンガル育児も日本人同士に比べるとしやすい環境になりますね。  

 

固定観念がなくなり、柔軟な考え方になる。

 「日本ではこう。これが常識でしょ?」というものが一気に崩れる瞬間があります。固定観念が無くなり、なんでも柔軟に物事を捉えられるようになりました。 

例)私たちの中で起きた「こねぎに対する考え方。」

「こねぎには納豆、味噌汁、、やっぱりごはん、和食にはねぎよね〜。ん?夫くん、なにしてるの?」

トーストにはカッテージチーズとこねぎ!ん?ごはんにねぎかけるなんて不思議だね。普通はパンにかけるよね?

   

 些細なことでもびっくりすることが起きます。笑  

 これを楽しめるのであれば国際結婚して良かったなー。楽しい。と思えますね。 

 

国際結婚のデメリット

家族に会うのに時間がかかる。

  家族が大好きで、離れたくない。という人は国際結婚すると辛いかもしれません。日本に住むのであれば会うのにそこまで時間がかかりませんが、日本以外の国に移住するのであれば家族に会いに行くのも大変です。飛行機代もかかるので、出費が多くなるでしょう。

  

 

 ただし、今はSNS、オンライン環境が整っている現代ですので、会えなくても画面越しには会えますね。 

 

何かと手続きに時間とお金がかかる。

 日本で外国人のパートナーが銀行口座の開設や公的な手続きをする時に、書類の量が多かったり、電話で問い合わせしても解決しなかったり、と外国人であるが故に時間がかかる時があります。費用も高くなる時もありますね。

  

 

 仕方ないよね。と割り切って淡々と進める以外にありませんが、公的な書類関係は時間とお金がかかることは覚悟してください。 

  

「外国人だから」という差別がある。

 インターネットの普及、SNSや外国人観光客の増加、によっていろんな国籍の人たちが日本に来るのも珍しくなくなりました。日本に住む、働く外国人は増えています。

参考: 令和3年6月末現在における在留外国人数について(出入国在留管理庁)  

 

 

 感覚的に国際恋愛、国際結婚してる人が多いかな〜と思いがちですが、国際結婚の割合は、日本人同士も含めた全結婚総数の約5%(2019年現在のデータ)です。そんなに多くはありません。 

:

参考: 第2表 夫妻の国籍別にみた婚姻件数の年次推移 

 

 

 今もなお、日本では、外国人=悪い人、騙す。と、よく思ってない人がいます。  

 

 

 それによって差別的な発言をされることもあります。実際に筆者もポーランド人夫と結婚となったときに、知り合いから「外国人なんてダメだ!外国人には黒い血が流れている!」と言われました。  

 

 なお外国人パートナーだけでなく自分自身にも直接言われなくても「外国人と結婚する奴は、日本人に相手されないんだ。」「外国人と付き合うヤツはブスだ。」などネットで言われ放題です。 

  

まともに受けてはダメです。

 

外国人ハンターと思われる。

  筆者は、ポーランド人のパートナーとお付き合いする前、外国人と付き合ったことはありません。国際結婚してからこんなことを言われるようになりました。

 

女性
女性

ねぇ!もしかして、一目惚れでアタックしたの?!

    

プロポーズは、あなたがしたの?!

   

女性
女性

どうやって捕まえたの?

 日本人男性とお付き合いしている時は、こんなことを言われたことはなかったので驚きました。

 

 慣れが必要ですが、思いもよらず「外人ハンター」と思われていることも覚悟しなければなりません。

冠婚葬祭をやるのが大変

 結婚式や葬儀などは、お互いの国に行かなければできなかったり、文化の違いで全く式たりが異なっていたりします。何度もあるわけではないので、その時々で臨機応変に動かなければなりません。

 

 お付き合いするだけなら、カップルの中で解決すればいいのですが、冠婚葬祭となるとそうはいきません。コミュニケーションを取る機会も増えますし、お互いの両親同士の言語が違うなら通訳しなければならなかったり…と日本人同士では起きないことあるので、ここは大変、辛いと感じますね。

まとめ

  今までのおさらいです。国際結婚で良いことはこちら。

・大切な人と一緒にいられる。
・家事を協力し合える。
・新しい発見が常にある。
・英語、パートナーの母国語が上達する。
・固定観念がなくなり、柔軟な考え方になる。

 

・家族に会うのに時間がかかる。
・何かと手続きにお金と時間がかかる。
・「外国人だから」という差別がある。
・冠婚葬祭をするのが大変。

 

 良いところもあれば悪いところもあります。全てパーフェクトに良いというわけではありませんが、悪い面もひっくるめて、「パートナーと協力していこう。」と思えたら良いのではないでしょうか? 

 

あなたの心の声をしっかり聞いて、最愛のパートナーと結ばれることを願っています。

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